映画 「L change the WorLd」
「Lが変わるのか。世界が変わるのか。」
映画「デスノート」で主人公キラ=月(ライト)と対峙した天才探偵Lを主人公にしたスピンオフ「L change the WorLd」見てきました。
Lのキラ事件終結後・最期の23日間を追うサイドストーリーです。
あらすじ:名前を書かれた人間は必ず死に至る“デスノート”を駆使して犯罪者を粛清、新世界の神になろうとした“キラ”こと夜神月の野望を阻止するため、天才的な頭脳で応戦したL(松山ケンイチ)。しかし、キラ事件の解決には、Lにとって多くの代償が伴った。そんなLの前に、彼自身が解決しなくてはならない難事件が立ちはだかった。
(シネマトゥデイより抜粋)
(2008年/日本 128分 (2008.1.9 日本公開))
(以下、ネタバレあります。)
松ケンのLがやっぱりハマり過ぎ。姿・姿勢・動作・身のこなし・etc・・・。
舞台は、前作までとは違い、人間の手で作られた「死神」=バイオテロ。
「デスノート」と違い、心理戦みたいなのがなかったことが残念な所ですかね。
そのかわり自分自身で動きます。電車で、自転車で、クレープカーで(笑)
ワタリを頼って会いに来た、今回の鍵を握る2人の少年少女をかくまうわけですが、
「確かに苦手分野です。」とL自身が言っていた子守も、
最後は「よくがんばりましたね。」と女の子を抱きしめたり。
この23日間を通して、このまま成長を見たかったですが。
「私も犠牲にしてきた命があります。ですが今は、目の前の命を諦めたくない。」
と渦中に飛び込んだり、元々原作である設定・運動神経も◎の点を十分発揮したり。
ワタリ=親代わりであり信頼を寄せるパートナーを失ったLと、
父親を目の前で殺された(自決でもありますが)少女・真希との交流は見物です。
真希が泣いているシーンでBOYも一緒に泣いてたり。
今回は子役コンビがすごくがんばっていたと思います。
村を焼かれた数学の得意な男の子(BOY)には”ニア”という名前とワイミーズハウスという居場所を与え、
親を殺された女の子(真希)には 「明日も、いい一日にしてください。」と希望を。
そして、約束された23日間が終わる・・・。
# あのBOYのロボットは、ニアのおもちゃ好きの付せんだったんですねぇ(笑)
# あと、タクシーの運ちゃんが田中要次さんというのが(笑)
# バスジャックされてから転職したのに今度は泣く子供を引き連れて(;´Д`)
# 乱数表など中学生の子供に宿題を出す親=二階堂教授もどうかと(;´Д`)
中田監督・・・あとから聞きましたが、あの「リング」のホラーの監督だったんですね・・・orz
特に前半はスプラッタ要素満載なので、心して行く事をお進めします・・・。
二階堂教授の死んだ・・・と思ったらガラスにベタっ!は思わずキャーでした(;´Д`)<貞子がキター
一瞬、別ジャンルな映画を見に来たような・・・。
見ていてパンフありきのストーリーが数点見受けられたので、見る前に要・学習なのと、
(なんでFBI(駿河)がうまいタイミングでいるんだよ、とか)
前作「デスノート」前・後編を見てからいくとわかりやすいかと。
小説版読んでいかなかったので、それでもわかんなかった点はそちらに書いてるみたいです。
1日前の夕日の中のセリフ「もう少し、この世界で生きてみたいと思いました」
・・・このセリフが。・゚・(ノД`)・゚・。
人間臭いLもよかったし、特にラストのLの横顔と後ろ姿が切なすぎ。
そして、エンディングテロップ後のLがいすから飛び降りる3秒ぐらいのシーンと、
「デスノート」後編ラストの夜神総一郎とのシーンに繋がるわけですが。
もうLが見られないのは残念です。
「明日も、いい一日にしてください。」
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