映画 「ゲド戦記」
あのアニメの巨匠・宮崎駿監督の実子、宮崎吾朗監督作品第1弾。
「ゲド戦記」見てきました。
(2006年/日本 (2006.7.29日本公開))
「指輪物語」「ナルニア国物語」とならぶ世界三大ファンタジーの一つと言われるファンタジー同名小説が原作。(外伝含め6冊中、3巻~4巻のあたりのお話。)
(以下、ネタバレあります。)
原作読んでない人にとって、途中で人物背景がわかりにくくなってしまったのが残念。
(簡単にまとめられてあります→■)
原作読んでないと多分この人がどうしてこう動くのかわからないんじゃないかなーと。
例えば、多島海世界”アースシー”の全体像、元異国の巫女・テナーの半生、竜とテルーの関係、抜けない剣等が説明されてなかったですよね。(私の場合、後で原作読んで補完しました(^_^;))
でも、カメラワークがジブリらしくないとかいろいろ言われてますが、ネットとかでの酷評まではいきすぎじゃないのかなーというのが素直な感想です。
(親が偉大すぎるから、見に行く人も期待を大きくしすぎたのも問題じゃないのかなと。)
父・駿氏とも違う独特の世界観を持ってるなーとは思いましたが、説教くさいと感じるか、哲学めいてると感じるかは解釈次第でしょうしねぇ。
おそらく「生と死」をメインテーマに持ってきたと思いますが(CMなどでもよく出てる、テルーの「命を大事にしない奴はだいっ嫌いだ!」という台詞にでるように)、原作を読んでいればある程度補完できたとは思いますが・・・。
アレンの影は1巻のゲドの影みたいなのかなーとも思ったり。
今から見に行く人は、原作読んでからをすすめます。
ゲドとテナーの微笑ましい関係にニヤニヤしつつ、テナー役新人・手嶌葵の歌声に賞賛しつつ。
個人的にはまだ第1弾でもあるし、今後に期待します。
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