愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に

【 愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に (yomiuri online) 】
福音館書店（塚田和敏社長）は２８日、月刊「たくさんのふしぎ」の２０１０年２月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」（文・絵、太田大輔）を販売中止にすると、ホームページで発表した。
　対象年齢は小学校３年生からで、発明家のおじいちゃんが２人の孫に江戸時代の暮らしを説明する内容。おじいちゃんはたばこ好きの設定で、喫煙したまま孫たちと同席する場面が何度も描かれている。
　喫煙に反対する団体などから「たばこを礼賛している」「たばこ規制枠組み条約に違反する」といった指摘があり、同社は販売中止を決定した。
—————————————-
一言。過剰反応しすぎじゃ？
私自身吸いませんし、タバコは好きではありませんが、
# むしろタバコ一箱千円でも一万円でもOK派
これはやりすぎじゃないですかといいたくなるような記事がありました。
今回の騒動は、mixi日記経由で知ったのですが以下の団体が行ったようです。
【 ｢子どもに無煙環境を｣推進協議会 】
【 踊る小児科医のblog 】
元々、童話に出てくるおじいちゃんは安楽椅子にゆったりと座ってパイブ咥えてるイメージあるし、
さらに例えば、大工の親方だとタバコ加えているイメージないですか？
そういう場面での”小道具”ととれなかったのでしょうかねぇ。
また、話の中に出てくる”キセル(タバコ)”は、江戸時代の時代考証として正しいはずですよ。
(当時の浮世絵→　(大江戸浮世絵煙管（キセル）展))
当時は身近な楽しみとして、そしておもてなしなど交流などでも登場したものです。
そしてキセルや持ち歩く道具も「粋」なものを使ってたそうです。
･･･過去というか歴史の考証まで捻じ曲げろと？
そして取り上げられた岩崎氏はたまたま「たばこと塩の博物館」職員なだけなのに、
江戸文化の著書まで出している程の方なのですが･･･(゜▽゜;)
(゜▽゜;)＜岩崎氏の著書はこちら　→　(Amazon)
ほぉ、児童小説で駄目ならばパイプを咥えて喫煙してるムーミンパパも駄目ということですね。
世界的児童小説「ムーミンシリーズ」も発禁ですか。
シャーロックホームズもしかり、マンガでいえば名探偵コナンもしかり、ゴルゴ13もしかり。
「たばこを礼賛している」って誇大解釈。ここまでいっちゃうとただのクレーマー。
一団体が一出版社を圧力をかけ出版停止に追い込んだとしか思えません。
日本の誇る民主主義の根幹”言論の自由”も侵されそうで、怖い、怖い。

管理人：ひろな

駆け出しブロガー

XInstagramYouTube

ひろなです。
ネットゲームと旅が大好きなローカル人間です。
元ＳＥ、現在はデザインなどの卵やってます🐱🐾