マイコプラズマ肺炎
夕凪通信〜Windgauge風まかせ
前日日記(油麩丼)のある、登米(とめ)市紹介になります。
こちらは”教育資料館”で、明治21年に建てられた高等尋常小学校校舎だそうです。
山添喜三郎氏の設計による、当時の洋風学校建築を代表する建物ということで
現在は国の重要文化財に指定されています。
門から入館すると、コの字型に校舎が作られ、正面前にバルコニーがあったり
当時から見ればかなりハイカラな校舎だったと思います。
中に入ると、教室内には当時の学校が再現されていて、
さらに予約をすると、昭和30年代の学校給食を体験できるそうです。
昭和25年の例だとこんな感じらしいですが、→ 【 ニコ動 仙台の給食がヤバいらしい(1:15秒あたり) 】
当時の給食メニューってどんな感じなのでしょうね。
こちらは”警察資料館”です。昔の警察署庁舎で、
こちらも先述の山添喜三郎氏の設計による建物になり、
日本唯一の警察資料館で県の重要文化財に指定されています。
山添喜三郎氏は明治期の建設技術者で、
ウィーン万国博覧会に参加し約1年間西欧建築につかり、
日本に戻ってきてから宮城県技師になった人だそうです。
両方とも移動時間が押していたので、外から見学するだけにしましたが、
どっちの建物にしろ現在も風化せずきちんと立っている所をみると、
デザインだけでなく建物の強度という意味でも優れた設計者さんだったのでしょう。
じっくり時間があれば、建物を見るだけでも楽しめるかも(笑)