映画「ボーン・アルティメイタム」
人気シリーズ第3弾にして完結編。
CIAのスパイ、ジェイソン・ボーンが「ボーン・アルティメイタム」として帰ってきた。
特に「オーシャンズ」シリーズの末っ子的マット・デイモンしか知らない人には必見ですよ。
かなりストイックなスパイ映画です。アクションもすごいです。
解説: 記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙(たいじ)し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。主人公のボーンを演じるのは、前2作に引き続きマット・デイモン。監督は前作『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが務めている。息をもつかせぬスリリングな展開と、3つの都市を舞台に繰り広げられる迫力のアクション・シーンが堪能できる。(シネマトゥデイより抜粋)
(2007年/米国 115分 (2007.11.10 日本公開))
(以下、ネタバレあります。)
アルティメイタム(Ultimatum)
最後通牒。交渉の決裂も辞さないという態度で、相手に一方的に示す最終的な要求。「―をつきつける」
この映画では「最後通告」と訳されてます。
携帯とネットを使ったスピーディーな展開。
情報を元に世界をかけめぐる。
CIAの放つ刺客を次々欺きつつ先を行く。
本当にあっという間の115分でした。
「ジェイソン・ボーン」という名を持った男。
そして「記憶喪失」の男がいったい何者なのか。
CIAの「トレッドストーン計画」の全貌。
「ブラックブライアー計画」とは?
今作で大方明らかになります。
カーチェイス、屋根を飛びつつ翻弄したり、アクションも健在。
手持ちカメラを活かしたカメラワークも、いい意味で緊張感がでていたり。
「ジェイソン・ボーン」の生みの親に「私を殺すかね?」と問われ、悲しそうな目で「お前に殉職の名誉など与えない」と対峙するシーンなんて、一番かっこいい台詞だったのでは。
脇を固めるCIA調査員ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)も演技にものすごく引き込まれます。
CIA女性内部調査局長パメラ・ランディ(ジョーン・アレン)もいい意味で〆てくれています。
特に「殺人マシーンを作るためにCIAに入ったのではない」ときっぱり言った所と
CIA局長への最後の捨てセリフ「いい弁護士用意しておくことね」がかっこよくて。
そしてエンディングも秀逸。
暗殺極秘計画が明るみにでて、ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)など計画の中心人物が逮捕され、
ボーンシリーズは今作でとりあえず完結になりましたが、
ボーンはなぜ、暗殺極秘計画「トレッド・ストーン」に志願したのかが唯一の謎として残りました。
この謎が解ける日がくるのでしょうか。
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