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映画 「硫黄島からの手紙」

アメリカ側から見た硫黄島と日本側から見た硫黄島。

興味があったのですが、アメリカ側から見た「父親たちの星条旗」がいつの間にか上映終了していたので、日本側から見た「硫黄島からの手紙」見てきました。

(2006年/米国 141分(2006.12.9 日本公開))

あらすじはこんな感じ。

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。

指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する。(Yahoo!映画/シネマトゥデイより)

(以下、ネタバレあります。)

見た感想としては、敵・味方の区分けがつかない、よく言えばどっちがいい・どっちが悪いということもかかれず、お涙頂戴的なものでもなく、ただ硫黄島で淡々と出来事が過ぎていく。

それが逆に「戦争って何だろう」と考えさせられる一因となるのだが。

特に西郷(二宮和也)と栗林中将(渡辺謙)を中心にしたお話でしたが、

結構グロテスクなシーンもある戦闘、「靖国で会おう」と手榴弾で自決していく兵士たち。

見終わったあとの心に残る重さ・・・。

この作品は「クリントン・イーストウッドからの手紙」であると考えると楽になる。

無意味な戦争を繰り返してはならないという、反戦映画として。

最後捕虜とし囚われた二宮くんと死人のふりをして降伏した中村獅堂のその後。

どうなったんでしょう。

二宮くんは愛する妻とその時点でまだ見ぬ子供と再開してパン屋に復帰できたんでしょうか。

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管理人:ひろな
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