映画「博士の愛した数式」
『博士の愛した数式』見てきました。
上が原作になりますが、すみません。買ってはいましたがまだ見てませんでした(;´Д`)
(今、「決断力(羽生善治)」という本読んでるもんで・・・w)
てっきり最近多い「記憶」モノだと思ってたら、いい意味で裏切られてきました。
(以下、ネタバレあります。)
ある日以降の記憶は80分しか持たない数学博士(寺尾 聰)とシングルマザー家政婦(深津絵里)とその10歳の息子√ルート(斉藤隆成)の物語。
数年後、大人になった数学教師√ルート(吉岡秀隆)が授業初日に生徒に向けての自己紹介中の回想形式で進みます。
数学と語らってる時の”うっきーポーズ”をとる寺尾氏に一瞬プっ(笑)
と思えば、√ルートくんは実は結婚できない人との子供だったり、博士と義理の姉で未亡人(浅岡ルリ子)が実は昔好きあってて子供(事故で死んだのかおろしたのかは映画中では謎)までできた仲だったり、
(それもデート中の自動車事故で姉が足不自由、博士が記憶障害・・・ぉぃぉぃ)
人間関係がどろどろしてるー(ガクブル)なのですが、そうと感じさせない構成に拍手。
数式を通してでしか人と交流できない博士なので、最初は戸惑い、さらに記憶障害のため毎日初対面で同じ台詞を言われたりなのですが、同じ台詞を聞いても「もうそれは聞きました。」と言わないこと。とか、随所に相手への思いやりがちりばめられたほのぼのストーリーです。
私の行った映画館でも、カップルとかおば様がたで満員近かったですが、随所で結構笑いとかでてましたよ。
博士が子供のように無邪気に数学を通じて会話し、それに√くんや家政婦も数学に興味を持ちつつ、それが嫌味なくほのぼの愛情オーラが見えるような映画です。
数学といわれると「うげー」と思う人もいるでしょうが、「素数」とか「友愛数」とか「絶対数」とか「オイラーの公式」やら出てくるうちにつれ、「数学って実はおもしろそうだな~」って思える映画でした。
(私も文系人間ですからねぇ(滝汗 「確立統計」だけは好きで授業取っていましたが。)
数学嫌いな子供達にこそ見てほしい映画だと思いました。
あとは”阪神タイガースファン(トラキチ)”の方にはお勧めです(笑)
静かな演技も得意の「半落ち」寺尾 聰ですから最初から安心して見にいけたのは事実ですが、
吉岡秀隆もいい意味で化けましたよねー。これからが楽しみです。
そして、早く原作読んでみたくなりました。
現在、so-netでこの映画のくちこみキャンペーンやってるようなので、参考にどうぞ↓
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